必要不可欠なニーズに応える責任ある化学

地球への影響を最小限に抑えつつ、世界中の人々の暮らしを向上させる。

目標に対する進捗状況を示すには、製品が及ぼした影響を測定し、国連の持続可能な開発目標(UN SDGs)への貢献度を把握する必要があります。私たちは、製品サステナビリティのアセスメント手法である「EVOLVE 2030」によりこれを実現しています。この手法では、製造時の温室効果ガス(GHG)排出量、埋立廃棄物発生量および有機ふっ素化合物(FOC)排出原単位だけでなく、ライフサイクルを通じた気候変動への影響、社会的影響および人間の健康や環境へのリスクを考慮しています。

持続可能な製品群に関する2022年のハイライト

  • グローバルコンプライアンス登録を新しく制度化し、自動化システムによる新しい問題の追跡をサポート。また、規制上の影響やスチュワードシップによる影響への積極的なアプローチ、およびコンプライアンス計画とその追跡の厳格な管理をさらに強化
  • 顧客対応を行う企業が利用する新しい自動コンプライアンスツールである「Product Declarations」を導入。このシステム生成文書は、顧客からの問い合わせに透明性と一貫性を確保した方法で対応する一方で、対応時間の短縮や優れたエンゲージメントエクスペリエンスの提供に役立ちます
  • バリューチェーンパートナーと連携し、各パートナーの事業における持続可能性を推進し、製品サステナビリティのアセスメント手法であるEVOLVE 2030を共有
  • Ti-Pure™(タイピュア™)TS-6300を配合する際に顧客が環境への影響を定量化できる、Ti-Pure™(タイピュア™)TS-6300計算機ウェブツールを発表
  • 持続可能性のSTEM(科学・技術・工学・数学)カリキュラムと製品の持続可能性に関する資料を開発し、デラウェア州とニュージャージー州の2つの州で8年生(中学2年生)に提供
収益の50%以上をUN SDGsに具体的に貢献する製品から得る - 順調に進捗

EVOLVE 2030 – 当社の製品サステナビリティアセスメント手法

私たちは、EVOLVE 2030を使用して、現在の製品ポートフォリオや、開発パイプラインにあるすべての新製品候補の評価を実施しています。EVOLVE 2030を使用することにより、優れた知識と洞察が得られ、事業の優先度を調整したり、情報に基づいた意思決定を行ったりできます。このアセスメントにより、UN SDGsに対する当社の製品ポートフォリオの貢献度を最大化することが容易になり、プラスの効果をもたらす製品に投資することや、マイナスの影響をもたらす製品を改善または段階的に廃止するための選択肢を導き出すことが可能になります。言い換えれば、対応力と持続可能性の高いポートフォリオへと進化することが可能になります。